こんにちは😃

先日まで工事を行なっておりました。町田市の現場ですが、屋根が悲惨な状態でした。⤵️

それはニチハ製のパミールと言う屋根材で施工されておりました。現状の写真ご覧ください。↓↓↓

写真でも分かると思いますが、剥離がかなり進行している状態です。さらに目を凝らして見てみると塗装工事を施工してあると言う始末です。

お客様に確認したところまだ塗装工事を行なって5年ほどしか経っていないとの事でした。心苦しかったのですが、現状の屋根の状況などご説明させて頂き、当時施工して頂いた業者からもその様な屋根材とは一言も言われなかったとの事で私も愕然と致しました。

おそらく施工業者様は剥離が始まりかけていたが、利益追求の為ゴリ押しで施工した。

若しくはパミールと判断出来る経験値が乏しかったの二択しかありませんが、どちらにせよこれはあまりにも悪質と判断し、施工業者様と現在お話中です。

お写真でもお分かり頂けると思いますが、剥離が進行している上に塗装を施してあるのが、ハッキリとわかります。同業者として非常に残念であり、ここ最近で1番ショックな出来事でした。

『パミール』とは

1996年頃から2018年頃まで使用されていた屋根材の事。この頃にアスベスト含有の屋根材が禁止になり、ノンアスベストの屋根材になった事が原因かと思います。

『対策』

表面剥離は上から塗装工事を行なっても基本的には内部剥離が起こるので費用をかけて塗装工事をする事はまずありません。

対策①

パミール屋根を剥がさず、その上から新たに屋根材を施工する方法。(カバー工法)

対策②

既存屋根材を一度撤去し、新規に屋根材を施工する方法。(葺き替え工事)

どちらにもメリットデメリットはあります。

カバー工法は現状の屋根材の上に施工するので少なからず重みが増します。アスファルトシングル材など軽量なもので対応可能。

葺き替え工事はパミール材の処分など手間と処分費など予算的に大きなふたんになります。

施工業者やお見積時に施工内容の確認や屋根材の種類など、新築時に頂いた仕様書等に明記されてますので確認してからの方が後悔しないと思います。

当社では屋根材カバー、葺き替え共に対応可能ですので一度ご相談ください。エーデザイン株式会社は素直に誠実に一緒懸命をモットーに日々精進して参ります。