こんばんは(^^)

今回は塗り替え時に塗装しても意味がない屋根材と対策方法を紹介したいと思います。

①ニチハ製パミール 屋根材とは?

ニチハ株式会社が製造・販売していたパミールという屋根材です。パミールは一般的にスレート(化粧スレート・カラーベスト・コロニアル)と呼ばれる屋根材で、1996 年~ 2008 年まで販売されていました。(現在は発売中止)

当時屋根材へのアスベストが使用が禁止になり、ノンアスベストの屋根材に切り替わり直後に発売された製品です。

同時期に発売されたパミール以外の製品にも同じ症状が出たりしましたが、パミールが劣化が想像を超えていて問題になりました。

②ニチハ製パミールの見分け方

ご自宅の築年数が10年から15年経過しているご自宅は1度調べてもいいかも知れません!

1番簡単に分かるのが、新築時に仕上げ表が図面等と一緒に添付されておりますので、そこの屋根材のメーカーと使用した屋根材が明記されております。(メーカーしか記載されていない、スレートしか記載されていない等の表記しかない場合もあります。)

③パミール屋根の劣化症状とは??

写真の様に屋根材の小口がミルフィーユの様に捲れ、剥がれて来ております。実際触るとボロボロになって雨水も含むと段ボールの様に剥がれてしまいます。

④対策方法❗️

残念ではありますが、塗装工事では対策が出来なく、塗装しても劣化進行が止まる事は無いので塗装不可と言うか、塗装しても意味がありません。

ではどの様な対策があるのか紹介致します。

①カバー工法

②葺き替え工事

上記の2つしか対策はありません。

費用面で言うとカバー工法が1番予算を抑えて対策する事が可能です。

葺き替え工事になると屋根材を撤去し、一から施工し直す為、費用面ではデメリットです。

今回はカバー工法のビフォーアフター写真を添付します。↓↓↓

ルーフィング貼り

ルーフィングと言う防水シートを既存屋根材の上から貼ります。

ルーフィング施工後
新規屋根材施工中

今回はヒランビーと言うガルバニウム合板を張ります。他にもアスファルトシングル材などもあります。

こちらが施工後↓↓↓

施工後

綺麗にカバー工法にて屋根が本来の役目をしてくれます。カバー工法だと重くならないのと気になりますが、ガルバニウム鋼板が軽量の為問題は有りません。

外壁塗装や屋根の事でどこに相談したら迷われている方は一度エーデザイン株式会社へご相談を!

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