外壁塗装の見積もりを複数の業者から取ったとき、「同じ家なのに外壁の㎡数が違う」と感じたことはありませんか?

例えば、同じ30坪程度の住宅でも、業者によって外壁面積が150㎡だったり、180㎡だったりすることがあります。

「どちらかの業者が間違っているのでは?」

そう思ってしまう方も多いと思います。

しかし、外壁塗装の㎡数が違うからといって、必ずしもどちらかが間違っているとは限りません。

外壁の面積は、建物の形状や窓・ドアなどの開口部、測定方法、実際に塗装する範囲などによって変わる場合があります。

この記事では、塗装専門店の視点から、なぜ同じ家でも外壁の㎡数が違うのか、見積もりを比較するときに何を確認すればよいのかを分かりやすく解説します。

目次

  1. 外壁塗装の見積もりで㎡数が違うのはなぜ?
  2. 延床面積と外壁塗装面積は違う
  3. 外壁面積はどのように計算する?
  4. 窓やドアの扱いでも㎡数は変わる
  5. 建物の形状によっても面積は変わる
  6. 業者によって㎡数が違うときに確認すること
  7. ㎡数が少ない見積もりが安いとは限らない
  8. 本当に比較すべきなのは「㎡単価」だけではない
  9. エーデザイン株式会社が考える見積もりの出し方
  10. 横浜市青葉区・緑区、町田市で外壁塗装を検討する方へ
  11. よくある質問
  12. まとめ

1.外壁塗装の見積もりで㎡数が違うのはなぜ?

外壁塗装の見積もりで㎡数が違う主な理由には、次のようなものがあります。

・外壁面積の測定方法が違う
・窓やドアなどの開口部の控除方法が違う
・建物の形状によって実際の外壁面積が違う
・ベランダや増築部分などの扱いが違う
・図面から算出している
・現地で実測している
・業者によって塗装範囲の考え方が違う

そのため、「㎡数が違う=どちらかの業者が間違っている」とは限りません。

大切なのは、数字だけを見るのではなく、「その㎡数は、どのように計算されたのか?」を確認することです。

2.延床面積と外壁塗装面積は違う

外壁塗装の見積もりで、特に注意してほしいのが「延床面積」「外壁塗装面積」の違いです。

例えば、「30坪の家」と聞くと、外壁の面積もある程度決まっているように感じるかもしれません。

しかし、30坪という数字は住宅の床面積を表すものであり、外壁の塗装面積を表しているわけではありません。

同じ30坪の住宅でも、

・総2階建て
・1階と2階の形が違う住宅
・凹凸の多い住宅
・ベランダが大きい住宅
・出窓がある住宅
・増築部分がある住宅

などでは、外壁の面積が変わります。

つまり、「30坪だから外壁は○○㎡」と単純に決めることはできません。

3.外壁面積はどのように計算する?

基本的には、外壁の幅と高さを測定して面積を算出していきます。

例えば、幅10m、高さ6mの壁であれば、

10m × 6m = 60㎡

となります。

ただし、実際の住宅はもっと複雑です。

窓や玄関ドアなどの開口部がありますし、ベランダや出窓、建物の凹凸などもあります。

さらに、

・塗装しない部分
・外壁材が違う部分
・増築部分
・付帯部分

などを確認する必要があります。

そのため、外壁塗装の見積もりでは、床面積だけを見るのではなく、実際の建物を確認することが重要です。

4.窓やドアの扱いでも㎡数は変わる

外壁には、窓や玄関ドアなどの開口部があります。

この開口部を外壁面積からどのように差し引くかによって、見積もりの㎡数が変わる場合があります。

例えば、窓が多い住宅と窓が少ない住宅では、同じ建物規模でも実際に塗装する外壁面積は変わります。

また、窓まわりの付帯部をどこまで塗装するのかによっても、見積もり内容が変わります。

したがって、㎡数だけを見るのではなく、「この㎡数は、どこを塗装するための数字なのか?」を確認することが大切です。

5.建物の形状によっても面積は変わる

外壁塗装の㎡数に大きく影響するのが、建物の形状です。

同じ延床面積でも、建物の凹凸が多い住宅では外壁面積が大きくなることがあります。

ベランダ・出窓・凹凸の多い住宅

例えば、

・ベランダが大きい
・出窓がある
・建物に凹凸が多い
・1階と2階の外壁ラインが違う
・増築部分がある
・ガレージ部分と住宅部分が複雑につながっている

このような住宅では、床面積だけを基準に外壁面積を判断するのは難しくなります。

だからこそ、現地調査で実際の建物を確認することが重要です。

6.業者によって㎡数が違うときに確認すること

複数の業者から見積もりを取って、外壁㎡数が違っていた場合は、次のことを確認してみてください。

① 外壁面積の算出方法

まず、「この外壁面積は、どのように算出しましたか?」と聞いてみましょう。

実際に建物を測ったのか、図面から算出したのか、それとも概算なのかを確認するだけでも、数字の違いが分かりやすくなります。

② 開口部をどのように扱っているか

窓や玄関ドアなどを外壁面積からどのように控除しているのか確認しましょう。

業者によって計算方法が違う場合があります。

③ 塗装範囲が同じか

外壁だけなのか、ベランダの内側なども含まれているのか。

業者ごとに塗装範囲が同じなのかを確認しましょう。

④ 付帯部の見積もり

外壁塗装では、外壁以外にも、

・破風板
・軒天
・雨樋
・水切り
・シャッターボックス
・鉄部

などの塗装があります。

これらがどのように見積もられているかも確認することが大切です。

7.㎡数が少ない見積もりが安いとは限らない

例えば、

A社 150㎡
B社 180㎡

という見積もりだった場合、A社のほうが塗装面積が少ないので「安くてお得」と感じるかもしれません。

しかし、㎡数だけで判断するのは危険です。

なぜなら、外壁塗装の金額は㎡数だけで決まるわけではないからです。

例えば、

・高圧洗浄
・下地処理
・クラック補修
・コーキング工事
・下塗り
・中塗り
・上塗り
・付帯部塗装
・養生
・足場

など、多くの工程があります。

これらの内容が同じ条件になっているかを確認する必要があります。

8.本当に比較すべきなのは「㎡単価」だけではない

外壁塗装の相見積もりでは、「㎡単価が安いか?」だけで判断しないことが重要です。

同じ塗料を使用する場合でも、下地処理の内容や施工工程が違えば、工事内容そのものが変わります。

特に確認したい「下地処理」と「塗装工程」

外壁の状態によっては、単純に塗料を塗るだけでは十分ではありません。

ひび割れ、チョーキング、旧塗膜の状態、コーキングの劣化などを確認したうえで、必要な処理を行うことが重要です。

見積もりを比較するときは、次の項目を総合的に確認しましょう。

・外壁㎡数
・塗装範囲
・使用する塗料
・下地処理
・コーキング工事
・付帯部塗装
・塗装工程
・足場
・高圧洗浄

エーデザイン株式会社では、見積もりの数字だけを出すことを目的にはしていません。

9.エーデザイン株式会社が考える見積もりの出し方

実際の建物を確認し、外壁の状態や劣化状況を見たうえで、「本当に必要な工事は何なのか」を考えることを大切にしています。

外壁塗装では、同じ住宅でも劣化状況によって必要な補修内容が変わります。

そのため、「30坪だから○○万円」という考え方だけでは、正確な工事内容を判断することはできません。

現場を知っているからこそ分かること

外壁塗装は、数字だけでは判断できない部分があります。

実際の現場を見ることで、

「ここは補修が必要」
「ここは塗装だけで問題ない」
「この部分は塗装範囲に含める必要がある」

などを判断できます。

だからこそ、見積もりでは「金額」だけではなく、誰が現地を確認して、どのように工事内容を決めているのかを見ることが大切です。

また、サイディング住宅などでは、コーキングの劣化状態も重要です。

コーキングの状態によっては、打ち替えや増し打ちなど、適切な施工方法を検討する必要があります。

コーキングの打ち替え・先打ち・後打ちについて

コーキング工事について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

コーキングの打ち替え・先打ち・後打ちについて詳しく解説

リンク先:
https://www.a-design-home.jp/column/gaiheki-tosou-caulking-uchikae

10.横浜市青葉区・緑区、町田市で外壁塗装を検討する方へ

横浜市青葉区、横浜市緑区、町田市周辺で外壁塗装を検討している方は、複数の業者から見積もりを取って比較することをおすすめします。

ただし、比較するときは金額だけではなく、

・外壁㎡数
・塗装範囲
・使用する塗料
・下地処理
・コーキング工事
・付帯部塗装
・施工工程
・実際に誰が施工するのか

まで確認することが大切です。

特に、見積もりを作成した営業担当者と実際に施工する職人が別の場合は、契約前に施工体制について確認しておくと安心です。

外壁塗装は、見積書の金額だけで決める工事ではありません。

「どんな状態の家に、どんな工事を、誰が施工するのか」

ここまで確認することが、失敗しない業者選びにつながります。

11.よくある質問

Q.同じ家なのに外壁㎡数が違うのはおかしくないですか?

A.必ずしもおかしいとは限りません。

測定方法、開口部の控除、建物形状、塗装範囲などによって㎡数が変わることがあります。

数字だけではなく、どのように算出したのかを確認しましょう。

Q.外壁㎡数が少ない業者のほうが安いですか?

A.必ずしもそうとは限りません。

㎡数以外にも、塗料、下地処理、コーキング、付帯部、施工工程などによって金額は変わります。

Q.30坪の家なら外壁は何㎡くらいですか?

A.一概には決められません。

同じ30坪でも、建物の形状や階数、窓の数、ベランダなどによって外壁面積は変わります。

Q.外壁塗装は何社くらいから見積もりを取ればいいですか?

A.2〜3社程度を比較すると、金額だけでなく、施工内容や見積もりの考え方の違いも分かりやすくなります

Q.見積もりの「一式」表示は確認したほうがいいですか?

A.はい。

数量や施工範囲が分からない「一式」が多い場合は、具体的な内容を確認することをおすすめします。

11.まとめ

外壁塗装の見積もりで㎡数が違うのは、必ずしも業者の間違いとは限りません。

外壁面積は、

・建物の形状
・窓やドアなどの開口部
・測定方法
・塗装範囲
・ベランダや増築部分

などによって変わります。

大切なのは、「㎡数が多いか少ないか」だけで判断しないことです。

「どのように面積を算出したのか」

「何をどこまで施工するのか」

「下地処理はどこまで行うのか」

「実際に誰が施工するのか」

まで確認することが重要です。

外壁塗装は、家の大きさだけでなく、現在の劣化状態によって必要な工事が変わります。

だからこそ、見積もり金額だけではなく、現地調査の内容や施工方法まで確認することが大切です。

横浜市青葉区・横浜市緑区・町田市などで外壁塗装をご検討の方は、ぜひ複数の見積もりを比較し、納得できる施工業者を選んでください。